腰の痛みを楽にする方法『姿勢の問題』

巷では簡単に腰の痛みが楽になる方法を公開していますが、前回の記事で書いたように、さまざまな原因があります。

整形外科的な原因は、診断名で本当の原因ではありません。

構造的問題について

構造的問題とはズバリ姿勢です！姿勢を良くする為にはどのようにしたら良いのか？これが問題ですが、そもそも正しい姿勢とは？どのような姿勢なのでしょうか？

よく見る画像です。

こちらもそうですね。

でも最近は、猫背になりましょう！という考え方もあります。

姿勢改善で一番有名なのはアレクサンダーテクニーク

本当はどのような姿勢が理想的なのでしょうか？

答えは重力に逆らわない、楽な姿勢。呼吸が楽に出来る姿勢。疲れにくい姿勢。という事になりますが、この姿勢を手に入れるためにはどのようにしたら良いのでしょうか？

足の裏から考えるのか？足関節から考えるのか？骨盤から考えるのか？背骨から考えるのか？首？顎？歯並び？頭？やっぱり筋力？という事は運動か～（笑）

こんなにたくさん姿勢改善には考えられる部分があります。

そしてこの構造的問題は他の要因とも絡み合ってその構造が保たれているので、やはりトータルで考えないといけません。

あと良い姿勢と正しい姿勢と美しい姿勢は違います。腰痛や肩こり・その他の不調が楽になる姿勢は、美しい姿勢では無いと思います。

良い・悪いは何を基準で判断しているのか？わかりませんから、初めにも書いたように、重力に逆らわない、楽な姿勢。呼吸が楽に出来る姿勢。疲れにくい姿勢を目指すことが腰痛改善には大事だと思います。

 

一般的に良い姿勢になるとどのようなメリットがあると言われているのか？

 

 

姿勢を保つために大事なのは筋肉？筋膜？骨？それとも脳？

この問題はさまざまな説があり、答えは出てないのですが、骨を支えるのは筋肉・筋膜ですから骨よりも筋肉・筋膜を考えなくてはいけませんが、姿勢を制御するのは脳です！

カイロプラクターは骨を重視する傾向がありますが、最近のカイロプラクターで機能神経学等を勉強されている方は脳を重視します。ただ歪みを整えたとしても、それを維持させるエクササイズは当然必要ですから、筋肉・筋膜の問題も。

そうやって考えると骨・筋肉・筋膜・脳全てに対して効果的なアプローチが必要なのでは無いでしょうか？

ただ今は構造的問題が原因で起こる腰痛の事を書いていますので、姿勢の問題を訴えていますが、姿勢が悪くても腰痛・肩こりを感じない人もたくさんいらっしゃいます。

ですから、姿勢が良いメリットはたくさんありますが、神経質になる必要はないと考えた方が良さそうですね～♪

構造と言えばよく言われる骨盤の歪み・ズレ？背骨の歪み・ズレが腰痛の原因と言われますが本当は？

よくこんな画像を見ると思いますが、これは骨盤をメインに考えると、あるいは背骨をメインに考えると、骨盤の歪みが・・・とか背骨の歪みが・・・とかという話になりますが、人間は二本足で立ちます。

すると、足に問題があっても上が崩れます。首に問題があっても崩れます。顎や歯のかみ合わせも身体全身の歪みに影響を及ぼします。

そう考えると何度も書くように、部分だけを取り出して問題視するのでは無く、身体全体をトータルで考える必要があると思います。そして歪みがあってもズレがあっても左右対称じゃなくても、痛みが無い人はたくさんいらっしゃいます。

是非下記のHPの内容を読んでみて欲しい！

骨盤の歪みは腰痛と関連するのか？

ただ痛みとは関係ないが、動きの中で左右差があると問題が起きやすいので、個人的には歪みはあっても問題ないが動きの左右差はなるべく解消した方が、楽に生活出来るような気がする。特に私は武術を習っているので動きの左右差は問題が起きやすい。

自然界に左右対称のモノは無い！という事を頭に入れておいて欲しい～